win-win
僕のバイブルにスティーブン・コヴィーさんの名著である。
『7つの習慣』
という本がある。
かなり前に日本でベストセラーになったときにコヴィーさんが日本に来るというので、たしか6万か7万払って講演会を聞きに行った。そのときからのバイブルで、未だに僕の行動指針になっている本だ。
この間も、何かのきっかけで、再度読み直した(たぶん5回以上読んでいると思う。)
コヴィーさんの名前を知らなくても『win-win』という言葉は聞いたことがあると思う。
コヴィーさんの考えた『win-win』は、いまやビジネスマンがおまじないのように使う言葉だ。
だが、残念なことにwin-winという言葉を使う大半の人は自分のwinを優先に考えている。と感じてしまう。
僕のところに売り込みに来る営業マンにもそれを感じることが多くある。
もしかしたら、以前の僕も結果をあせるあまり、自分のwinしか考えていなかった・・・かもしれない。
コヴィーさんはwin-winが成立しないのであれば、No Deal(取引しない)を実践することを説いている。
お互いのどちらかが満足できないくらいだったら、この話はなかったことにしましょう。という前提で話し合いをするのだ。
今、僕は可能な限り、このスタンスを取るようにしている。以前はタフな交渉をするのにウンザリしたこともあったが、このスタンスで臨めば、交渉が成立しても、話がなかったことになっても結果に満足が出来る。
いま、かなりの場面でニュートラルな気持ちで話し合いが出来るのは、この本のおかげだと思っている。
担当:内山 雄介