従来、前々年分あるいは前年分の事業所得・不動産所得の合計額が300万円を

超える方に必要とされていた記帳と帳簿書類の保存が、これらの所得を生ずべき

業務を行う全ての方について、来年の１月から同様に必要になります。

重要なのが、所得税の申告の必要がない方を含むことです。

記帳の方法は簡易な方法による記載でもよいこととなっています。

（所得金額を適正に計算できれば良いという考えから）

帳簿・書類の保存期間は次のとおりです。

• 収入金額や必要経費を記載した帳簿　　　　　　　７年

• 棚卸表、請求書、納品書、領収書などの書類　　５年

これを機会に青色申告にする方がよいでしょう。

青色申告には、節税につながるメリットがあります。

個人事業の方の青色申告の手続きは、開業して２ヵ月以内かその年の３月１５日まで

となっているので、平成２５年分の確定申告を提出するときに青色申告の申請もすること

をお勧めします。