平成26年度税制改正大綱
給与所得課税の見直しで、給与所得控除の上限引下げがあります。
現行では1,500万円以上は245万円で頭打ちですが、平成28年分以降は
1,200万円以上は230万円で頭打ちです。
さらに、平成29年分以降は1,000万円以上は220万円で頭打ちです。
給与収入1,000万円の人は現行も220万円ですが、1,000万円超の人は増税
となります。
国税庁の統計(平成24年民間給与実態統計調査)を見ると、給与収入1,000万
円超の人は172万人で総額25兆円(全体で185兆円のうち)なので、かなり税収
を上げることができそうです。
収入が高い人から取るぶんにはマスコミに攻撃されませんし、増税対象者が少
ない割には税収を上げることができるということでしょうか。
担当:内山 雄介