駄菓子バー
今週の『読売ウィークリー』に駄菓子バーの記事が掲載されてました。
私が長くお世話になっている会社のお店なので、やはり気になって雑誌を買ってしまいました。
いままでも多くの雑誌やテレビに取り上げていただいていて、掲載予定や放映予定は事前に店長から教えてもらえるのですが、今回は電車の中吊りでたまたま記事の掲載を発見し、電車を降りて即雑誌ゲット。
やはり立ち上げからずうっと見ているお店なので、世間で話題になると感慨深いものがあります。
当初はカジュアルバーに数種類の駄菓子の箱を並べていただけで、駄菓子はオマケ程度の位置づけだったのですが、内装を昭和レトロ調に改装し、駄菓子を前面に出すことによって、お客様からの認知度も飛躍的にアップしました。
現場の店長が、お客様に駄菓子の受けがいいことに目を付けて、今までの店の特色をつぶすことなく、駄菓子メインの業態にマイナーチェンジしようと提案したこと、そして、現場の意見を吸い上げる経営環境が出来ていたことが成功につながったのではないでしょうか。
ものすごいヒラメキで今まで誰も考え付かなかったような新しい事業を作るより、今あるものを組み合わせて新しい事業を作るのは経営のセオリーです。
そういった意味でも、駄菓子バーは、いまある店や商品(サービス)の特色を少し角度を変えて表現することにより、新たな効果が生まれる好例だと思います。
担当:内山 雄介