銀座にて
時計の秒針が5秒ごとに進むようになったので電池交換に銀座まで行ってきた。
30分ほどかかるといわれたので、きれいな待合室(なぜかキリンのいるオープンスペース)で時間を潰す。
雑誌がたくさんあったので読み終わらないうちに名前を呼ばれた。
カウンターまで歩いている間にエレベーターから中年の男性が降りてきて、僕の名前を呼んだ受付の女性に何か話かけている。
『ちぇっ。割り込みすんなよ。』
と思いつつも、
後ろで話の内容を聞いていたのだが、
どうも時計ベルトの金具が壊れてしまい、時計がはずせなくなってしまったらしい
『もう10日も前から時計がはずれないんですよ、近所の時計屋でもはずせなくて、きれいにはずしたいなら直接ここまで行くようにって言われたんで・・・』
明らかにどこかからはるばる来た感じ。
受付の女性は男性をしばらく待たせて、中から技師さんを連れてきた。
ようやく時計を受け取り、代金を払っている(カードで払ったので、時間がかかった)間も、技師さんが何人も出てきて全く外れない自分の時計と格闘しているのを(恐らく意外とおおごとになってしまって)不安そうに見ている男性・・・
なんかシュールだ。
笑いそうになってしまった。
その後無事にはずせているといいのだけど・・・
それにしても中央通りには中国人の観光客が多かった。
秋葉原も中国人観光客だらけだけど、それ以上に多いくらい。
3~40人の団体がずらずらと松坂屋に入っていく光景は結構迫力ありました。
担当:内山 雄介