税理士の仕事
税理士というと税金の相談をしたり税金の申告書を書いてくれる人。というのが一般的な税理士に対する認識のようです。でも、税理士と会計士の違いを理解されていない方がほとんどです。面倒なので違いの説明はしませんが…
村上龍氏の「13歳のハローワーク」には、
税務に関する専門家として、税金を納める必要のある個人や企業から依頼を受けて払うべき税金の計算をし、その書類の作成や手続きを代行したり、税金に関する相談に応じる。
とあります
確かに税金に関する業務は法律で税理士のみに与えられた資格ですので、もちろん税理士の主要な業務ということになるのでしょうが、
私個人に限っていえば税務相談・申告に関する業務は仕事全体の4-5割程度だと思います。(私に限らずほとんどの税理士は税金に関する業務以外の仕事を多くしているはずです。)
私の仕事は「お客様の経営をお手伝いをすること」だと思ってますので、お客様の役に立てることは何でもやります。(もちろん個人のお客様のお手伝いも喜んでいたします。)簡単に言えば何でも屋です。そうすると必然的に税金の話のウェイトは下がってきます。だって、皆さん税金を払うことが目的でお金を稼いでるわけではないですから。
でも私がこんなことを言うのは変なのですが、仕事をしてて一番嫌なのは、お客さんに税額をお伝えすること。あまり資金的にも余裕が無いのに税額が結構いっちゃったりするとイヤですねぇ。
つい「スミマセン○○○円になります。」って言っちゃいますもんね。私が謝ることでもないんですけど。。。
せっかく納めた税金ですから有効に使っていただきたいですよね。
それはさておき申告時期以外は毎月の仕事はお客さんの経営状態の分析や資金繰りの相談などが主になってきますが、それ以外にも細かい仕事も出てきます。その話はまた後日。
担当:内山 雄介