税務調査
今日は相続税の税務調査に立ち会ってきました。
相続人の方は
『正直に申告しているのに疑われるのは心外』
『なぜ、取調べのようなことをされなくてはいけないの?』
と私に不満をぶつけますが、正直に申告されている方であればあるほど、そういう気持ちになるのは当然だと思います。
法人税の調査であれば、事業を行っている限り数年に1度は税務調査が来るのは当然と社長も理解しています。
ただ、それが個人の資産税の調査だと、『なぜ私が疑われなければならないの?』となります。
私からは、
『相続税の申告があれば100%調査は行われるんですよ、別に○○さんを疑っているわけでは無いんです。』
『調査といっても、机上調査か実地調査かの違いはありますが、たまたま不明点があったので実地調査に来るだけです。そんなに珍しいことではないですよ。特にやましいことが無いのですから、すべてお見せして早く帰っていただきましょう。』
なんて話をして落ち着いていただくわけです。
これだけでも税理士が立ち会う意味があるような気がしますが(笑)
で、いざ調査ですが、かなりスムーズな調査でした。
被相続人と相続人の経歴のインタビューから始まり、預金通帳や有価証券などの確認。ひとつ面白かったのは、銀行の貸金庫がどうしても見たいということだったので、みんなで銀行まで貸金庫を見に行ったことでしょうか。
調査自体は予定より2時間ほど早く終了。
持ち帰って銀行と保険会社に照会をかけるとのことでしたが、一応早く結論出してもらえるよう念押しをしておきました。
すんなり終わってくれるといいのですが・・・
担当:内山 雄介