相続税調査
国税庁公表の資料によると平成20事務年度に実施された相続税の実子調査件数は1万4110件。
このうち1万2008件で申告漏れが指摘されており、
申告漏れ割合はなんと、
85.1%!!
調査が来たら、ほとんどは申告漏れが指摘される。ってこと。
逆を言えば、調査対象の選定の精度が非常に高い。
すげぇな税務署。
実地調査の前段階の机上調査で、実地調査に行く先を決めるんだけど、机上調査の段階で被相続人や相続人の確定申告書、金融機関に照会した取引記録など、ありとあらゆる資料を精査されるので、丸裸にされているようなもんです。
調査にこられたら、何か裏を取られている、と見ていいわけだ。
だいたい、相続税調査は課税対象者の3件に1件の割合で行われているそうで、申告後1年位後に来るパターンが多いようだ。
昨年は相続税の申告結構やったから、来なけりゃいいな。と思ってるんだけど・・・
[参考]納税通信(エヌピー通信社発行)
担当:内山 雄介