相続税対策は難しい
『相続税増税!』に煽られて、「ウも何か対策が必要なのでは?!」
とお考えになる方が多いかもしれません。
そうお考えになるのは、自分の相続のことでしょうか?
それとも自分の親のことなのでしょうか?
ここで、自分の親の場合、どうしますか??
いきなり「相続税高くなるらしいけど、大丈夫?」と
自分の親にいきなり切り出せる人は少ないと思います。
仮に切り出せたとしても、本人(自分の親)がその気でなければ、
その懐事情を事細かく確認することは不可能です。
しかも、話題が親の「死」が前提のデリケートなもの。
ここで、タイトルとは逆のことを書きますが、相続税対策自体は方法が
限られているため、さほど難しいものではないと思います。
難しいのは、相続税対策は相続人(子)ではなく、被相続人(親)がその気に
ならなければほぼ不可能であるという事情です。
相続人が複数いる場合には調整も必要ですし・・・
また、親が良かれと思って作っていた子供名義の預金が、本人(子供)の知らない
ところで、存在している場合、それは相続財産になってしまうので注意が必要ですね。
人は皆100%死ぬのですが、積極的に話題することがはばかられることが、
相続税対策は難しいと感じる理由のひとつです。
担当:内山 雄介