相続税増税?!
寒いうえに雨が微妙に降っていると気分も上がりませんね。
いつもモチベーションを維持できる人を尊敬します。
人は気分で行動する。
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感情(気分)は天気に左右される。
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天気によって行動が変わる。
天気は重要ですね(-。-;)
さて、最近雑誌の記事で相続税大増税というものを目にする機会が
あるかと思います。
その中身とは、、、、
課税最低限が引き下げられるっていう内容なのですが、
やや煽りすぎな気もします。
というのも、財務省でまとめた「相続税の税率構造の推移」を見ている
限り、平成15年までは下がってきているのが分かるからです。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/property/146.htm
もちろん、特例や評価のことも考慮すると、税率だけでは実質的な税負担
について比較できないのですが。
昭和63年以前の70%とか75%という最高税率は、冗談みたいな税率で
思わず苦笑い・・・
まるで金持ちが罰金かけられているような数字に思えます。
7公3民ですから、歴史の教科書で出てきた年貢と同じです。
(もちろん比較対象にはならないのですが。。)
今は最高税率が50%ですから、これに該当する人は5公5民ですね(;^_^A
今後予想される「相続税大増税」の中身は、どちらかと言えば税金を収める対象者
を増やす方向なので、金額は「大増税」というイメージではありませんが、相続税が以前と比べて身近な税となるのは確実でしょう。
担当:内山 雄介