相続税の申告案内の見直し
平成25年度の税制改正により、平成27年1月1日以後の相続・遺贈について、
基礎控除の引き下げが行われました。
(5000万円+法定相続人×1000万円 → 3000万円+法定相続人×600万円)
これにより、申告が必要な人の増加が見込まれるため、相続税の周知を図るなどの理由で、
相続税の申告案内について、下記表のような試行を実施するとのことです。
平成25年10月~11月に試行開始される内容(全国で50署程度)
現状送付している書類 | 試行の内容 |
相続税の申告案内文書 | 変わらず |
相続税の申告のしかた | なし |
- | 相続税のあらまし(新規) |
相続税の申告書一式 | なし |
お尋ね | 様式の改訂 |
チェックシート | 変わらず |
相続税の申告書を手書きするのは相当厳しいですし、一般的には税理士が作成するので、
申告書の送付を廃止(試行ですが)することは妥当だと思います。
なお、申告案内が送付されて来ないからといって、申告しなくて良い訳ではありませんので、
ご注意下さい。
担当:内山 雄介