法人の決算月
こんにちは、しばしご無沙汰しておりました。
ゴールデンウィークとともに良い天気が続き、レジャーも仕事も、何をするにも気持ちが良いですね。
私は3月決算法人の申告書作成で、毎年この時期が1年で一番忙しいため、ゴールデンウィークは6月までお預けです(悲
さて、私が、今忙しいのは3月決算の法人が多いからです。
一般的には3月決算と9月決算の法人が多いといわれています。では、3月決算の法人がどのくらい多いのかご存知ですか?
国税庁の平成18年度資料によりますと、全国の法人税申告法人285万社のうち、
3月決算法人 58万社(全体の20%)9月決算法人 31万社(全体の10%)
と、この二月で全体の3割を占めています。
逆に少ない決算月は
11月決算法人 8万社(全体の2.8%)1月決算法人 9万社(全体の3.1%)
となっています。
3月決算が多い理由は
・役所の年度末なので。・株主総会対策のため。
などがよく言われるところですが、最近設立されている法人は3月決算の比率は下がってきているようです。
私の意見からすると、決算月は『いつでもいい』というのがホンネなのですが、
考慮する事項として。
・繁忙期は避ける。・在庫の少ないとき、売上の少ないときが好ましい。・税制改正の施行時期は4月1日施行のものが多い。
といった点を考慮していただくのが良いのではないでしょうか?
今月も宜しくお願いいたします。
担当:内山 雄介