正しい日本語の使い方
税理士は事務所の所在地ごとに税理士会の各支部に所属するのですが、結構支部の集まりがあったりします。
私は東京税理士会京橋支部に所属しているのですが、所属会員も多く、いろいろと活動が盛んな支部だったりします。
私も出来る限り参加しようとは思っているので、月数回は支部の集まりに参加しています。
さて、昨日は京橋支部青年会員等の会がありました。
この等の字が曲者で、青年以外の税理士先生も結構いらっしゃっいます。(というか青年以外の先生のほうが多いか…)
昨日はビジネスマナー・話し方講師の井上明美先生の『正しい日本語の使い方』という講演を拝聴しました。
井上先生は国語学者の故金田一春彦先生の秘書を長年勤められ、現在は学校・企業の教育研修でご活躍されている方で、もう外見からも品のよさがにじみ出ている方です。
講演は良く言い間違う言葉をクイズ形式で解説していただいたのですが、
たとえば、『ひどい風邪で、高熱に( )されて大変だったよ。』
という文章で、カッコに入るのは、
①うなされて
②浮かされて
どちらですか?といった感じです。
正しいと思うほうに手を挙げるのですが、先生が、『うなされてだと思う方』、『浮かされてだと思う方』とおっしゃっても参加者一同自信なさげに首を傾げながら手を挙げます。(私も含めて。)
こんな問題を10問やって、3問しか正解できなかった私の日本語力に愕然としました。(正解のうち2問はジャポニカロゴスで知ってただけだし…)
帰りに先生のサイン入りの著書をいただいたので、日本語力アップのため勉強します。。。
最近の学校教育は国語軽視英語偏重ですが、ぜひとも自分の子供にもこういう授業を受けさせたい思いました。
ちなみに前掲の答えは②浮かされる が正解です。
うなされる のは悪夢だそうです。
担当:内山 雄介