徴税権力
先日、腹が減ったので関与先のお店に寄って、カウンターで本を読みながら晩飯していました。
店の女性が『税理士先生の読む本ってやっぱりそっち系の本なんですか?』
とたずねてきたので、内心シメシメと思いながら読んでいる本の内表紙を見せてあげました。
本のタイトルにはドドーンと『徴税権力』
その女性も私にネタ振りしただけだと思うのですが、あまりにもベタなタイトルに、二人で大爆笑!!
これが普段よく読んでいるビジネス書ならこれほどウケなかったのでしょうが、なんとタイムリーなネタ振りしょう。
ということはさておき、本の内容ですが、元朝日新聞の記者が、長年の国税庁担当記者の経験から得た国税庁の内部文書や職員へのインタビューを中心に大規模脱税事件の裏側や国税の機動力・情報収集力のすごさを暴露しています。
一応税に携わる人間の端くれとして、なるほどなぁと思いましたが、一般の人が読んだら結構衝撃かもしれません。なかなか興味深い本でした。
担当:内山 雄介