徴収高計算書
ブログのアクセス解析を見ていたら、『徴収高計算書』という検索ワードでこのブログにたどり着く方が大変多いようです。
時期が時期なのでかもしれませんが、検索された方が知りたい情報が何かまでは分からないのですが、『徴収高計算書』についてご説明します。
正確には『所得税徴収高計算書』という3枚複写の用紙で、ひらたくいえば、源泉所得税の納付書です。
この用紙には給与用・利子用・外国人用などいろいろありますが、たぶん検索されている方は給与用のことが知りたいのだろうと思いますので、そのつもりで説明します。
この用紙、普通納付用と納期特例分用という2種類があります。
普通納付用は従業員10人以上の会社が使うもので、毎月源泉した所得税を翌月10日までに納付するのに使います。
納期特例分用は従業員10人未満で特例納付の申請をしている会社が使うもので、毎年1-6月までの源泉所得税を7月10日までに。7-12月までの源泉所得税を翌年1月10日までに納付するのに使います。
用紙は税務署からタイミングよく送られてくることもありますが、足りなくなった場合は税務署にもらいに行くか、切手を貼った返信用封筒を入れて、『徴収高計算書ください』(←普通か特例か欲しいほうを指定してください。)とメモ書き入れて源泉所得税担当者に郵送すれば、すぐに送ってくれます。
書き方ですが、
左上のところに今年だったら平成19年度
右側の納付の目的欄に平成19年○○月(特例分だったら自平成19年01月至平成19年06月)
俸給・給料等の欄に
支払年月日:平成19年○○月○○日←給与支給日(特例分だったら平成19年01月01日~平成19年06月30日)
人員:○○○人←源泉対象の給与だけでなく給与を支給した全員の人数を書いてください。(特例分だったら延べ人数。毎月3人で6月だったら18人と書く)
支給額:○○円←源泉対象の給与だけでなく支給総額を書いてください。
税額:○○円←納付する税額を書いてください。
他の段も同様です。
税理士等の報酬については消費税込金額でいいと思います。
あと最後の合計額に¥マークをお忘れなく。
担当:内山 雄介