平成25年 都道府県地価調査 ~中央区の税理士ブログ~
国土交通省から、平成25年都道府県地価調査の結果が公表されました。
平成25年7月1日時点における全国21,989地点の時価になります。
http://tochi.mlit.go.jp/chika/chousa/2013/index.html
調査結果の概要の総括として下記のことが記載されています。
平成24年7月以降の1年間の地価について
- 全国平均では依然として下落しているものの下落率は縮小傾向が継続。
- 三大都市圏平均では、住宅地はほぼ横ばいとなり、商業地は上昇に転換。
- 上昇地点数の割合は全国的に増加。特に、三大都市圏では、住宅地の約3分の1の地点が上昇、
商業地の約2分の1の地点が上昇。一方、地方圏では、9割弱の地点が下落。
- 地価公示(1月1日時点の調査)との共通地点で半年毎の地価動向をみると、三大都市圏では
後半に上昇に転換。地方圏では後半に下落率が縮小。
都市部と地方の格差は開く一方です。
2008年から人口が減少局面に転じた一方で、(沖縄を除けば)東京周辺に集まってきていることから、
地価の動向は社会経済に異変がおこらない限り変わらないと思われます。
担当:内山 雄介