平成19年度源泉徴収税額表
3連休明けということで、朝事務所に行ったら書類が山積みになってました。。。
今日は17時、19時と夕方から2件アポイントが入ってるので、何とかそれまでに片付けてしまおうと猛スピードでやっていたのですが、やっと机の上がきれいになりました。
さて、連休中に来年度の源泉徴収税額表が届きました。ご存知の方も多いと思いますが来年度から、とうとう定率減税が完全廃止になります。
ということで、税額表の金額が上がるのかと思いきや・・・減ってます。
小泉政権の三位一体改革により国から地方への税源移譲が行われるため、来年1月からの所得税は減っています。
同封されていたチラシには、
税源移譲によって、ほとんどの方は、
所得税が平成19年1月から減り、
住民税が平成19年6月から増える
こととなりますので、ご承知おきください。
と書いてあります。
分かりやすくいうと、所得税を減らしたぶん、住民税から取るよ。ということです。
所得税で減った税額分を住民税から取るだけなので基本的にはトータルの税金の額は同じになります。
ただし、いわゆる住宅ローン控除の適用を受けてらっしゃる方は、少々注意が必要です。
たとえば
所得税12万円-ローン控除限度額15万円=還付額12万円(所得税額全額還付)
だったのが、所得税が住民税に移ることにより、
所得税6万円-ローン控除限度額15万円=還付額6万円(所得税額全額還付)
となってしまい、減税額が減ってしまいます。
その減税額の不足分を住民税から取り戻すために申請が必要となってきます。
実際には平成20年になってからの申請になると思いますので、詳細はまた追々お話します。
担当:内山 雄介