国際相続の法務と税務・・・・を読んで
皆さん、こんにちは
気がつけば12月も半ばに近づいて来ました。
お正月に立てた目標は達成しましたでしょうか?!
私は?
内緒です(笑)
さて、「国際相続の法務と税務」は書籍ではありません。
月刊『国際税務』というマニアックな雑誌の中にある記事のタイトルです。
この記事の執筆者は、弁護士の酒井ひとみさんとなってます。
最近は弁護士さんも税務の世界へどんどん参入しているという話ですが、
酒井弁護士は国際相続の案件を処理して行く中で、必要に迫られて税務
についての知識を獲得したようです。
3回のシリーズものなのですが、最後に
国際相続事案に関心はあるものの具体的な国際相続事案を扱うことに
躊躇を覚えられている専門家が多いようにも思います。
私自身も文献等も少ない中で、まさに手探り状態で事案の処理にあたって
いるような状況ですが、(以下略)
と書かれてあります。
何件もこなしているような弁護士さんでも「手探り状態」であるような分野である
ことが分かり、安心しました。
なぜならこの種の専門書を探しても、これを読めば処理できるというような
書籍は見たことがないからです。
タイトルは出しませんが、エライ先生が共著で執筆された本の中で、参考文献
が個人のインターネットサイトの記事になっていて(記事は弁護士さんが書いて
ますが・・・)驚いたことがあります(-。-;)
単に財産が外国にあるだけでも、例えば非上場株式の場合には、評価方法に
について、多くの難関が待っています (´Д`;)
インターネットで調べれば税務についても大抵のことは調べることができ、税理士
なんて過去の職業とか言う人も現れる今日この頃。
答えのない仕事はやり甲斐のある仕事になりますね。
担当:内山 雄介