会計ソフトの乗り換え
クライアントの会計ソフトの乗り換え作業を行いました。
とはいっても仕訳件数5000件超を7期分。手入力していくわけではありません。
今回はPCAから弥生に乗り換えるのですが(要はうちの会計ソフトにあわせてもらうのですが。)実はPCAのデータを弥生のデータに変換するという、とてもニッチなソフトが売っていて、今回はそれを初めて使ってみました。
PCA・弥生に限らず、市販のほとんどの会計ソフトに対応するものがシリーズで売ってます。
結構な値段がするソフトなので、もうワンクリックくらいで変換終了!を期待していたのですが、甘くなかった…
作業は、PCAから仕訳データをcsvで取り出して、それをこのソフトで弥生のデータ形式に変換して、弥生で取り込み。という流れになります。
ただ、変換できるのは基本的に勘定科目だけで、補助科目・部門は手作業で変換テーブルを作っていかなければならない。
補助科目がかなりあるので、その入力だけでほぼ1日仕事。
入力終わった~。さあ変換するぞ!
と思ったらエラー続出!!
何がいけない。と原因を探ること30分。。。
変換元(PCA)のコードと変換先(弥生)の補助科目を全て逆に入力してた。。。
。。。今までの苦労は。。。
しばし呆然としつつも気を取り直してすべてコピー&ペースト(一件ずつしか出来ないのがもどかしい。)
終わった、今度こそ。と思ったら。
『対象外の税区分です。』
と意味不明のメッセージ。何ですか。私が何か悪いことしましたか???
と思いつつ、説明書を読むと、変換できない税区分があり、そのデータは手入力してください。とのこと。
もう止めようか。俺には厳しすぎる。。
とりあえず、もう8時を回ったし、モチベーションも下がったので、1日目はここで終了。
翌日、再挑戦。
どうも売掛金勘定に使われている税区分コードが問題らしい。
ということで今度はPCA仕訳データをcsvエディタで修正し、、、
件数が多いので、この時点でもう手がおかしくなってきた。
。。。やっと終了。いざ変換!!
うまくいった!弥生で会計領域を作りデータを取り込む。ここはスムーズに行った。(いちいち補助科目マッチングの確認をしなければならないのと、年度更新が面倒だが…)
やっと終わった。丸2日かかった。
ソフトの力を借りても結構大変な作業でした。
担当:内山 雄介