会計ソフトについて その弐
前回の続きです。
②法人の場合事業規模はどうか事業規模によっても選択肢は変わってくると思います。特に部門管理が出来るかどうかは確認されたほうがよいと思います。部門管理が出来ないと販売部門別に実績を出す場合や店舗別に実績を出す場合に困ることになります。基本的には開業間もない小規模法人であればB分類、それ以上であればC分類でかなりの規模の会社までカバーできると思います。C分類のソフトを使っている会社がかなり多いと思います。
C中小法人向け商品会計王(ソリマチ)【31,500円】弥生会計プロフェッショナル(弥生)【84,000円】IBEX会計X(JDL)【134,400円】勘定奉行(OBC)【Aシステム157,500円 Bシステム210,000円 Super262,500円】PCA会計(PCA)【システムA157,500円(部門管理不可)システムB262,500円】
③入力や使用の人数は会社が大きくなれば経理担当者も増えますので、複数のパソコンで入力や処理をすることになってくると思います。その場合はネットワーク対応ソフト(D分類)の出番になってきますが、基本性能はC分類とさほど変わりません。付加価値として財務分析資料がや出力帳票が増えてたりします。
Dそれ以上(ネットワーク対応)会計王PROライセンスパック(ソリマチ)【131,250円~】PCA会計WithSQL(PCA)【378,000円~】弥生会計NE(弥生)【378,000円~】勘定奉行LANPACK(OBC)【609,000円~?】
④使用する人の経理・会計に対する熟練度はどうか最近のソフトはあまり経理を知らなくてもかんたんに利用できるものも多くなっています。かなり直感的に入力が出来るものが増えていることがコンピューター経理の普及に一役買っているのは確かでしょう。相対的に価格の安いソフトのほうが初心者でも入力が分かりやすい場合が多いです。(熟練者はストレスがたまるかもしれません。)価格の高いソフトはコード入力(勘定科目に割り当てられているコード番号で入力)が基本の場合もあります。慣れてくればコード入力のほうが速いです。(僕はコード番号が覚えられないのでコード入力しませんが…)入力に役立つ機能として使える機能は弥生会計や勘定奉行のように元帳に直接入力することが出来る機能や会計王の前年仕訳が表示できる機能があります。特に元帳に直接入力できる機能はお勧めです。
担当:内山 雄介