デフレの正体
楽天ブックスより
帯には池上彰氏(自慢では無いが、私はこの人の番組を一度も見たことが無い。)、山田真哉氏(さおだけで有名な会計士さん)、小飼弾氏(異常に本を読むのが早いおじさん)のコメントが踊る。
まあ、とりあえず平積みで売れてる本は読んでおこうと思い購入。したものの、なかなか読めずにいましたが、この3連休でやっと・・・
一貫した論調は、現在の日本の停滞状況は生産年齢人口の減少によるもので、決して経済循環の谷に来ているからではない。ということ
カンタンにいうと、働く年齢(消費もする年齢)の人口が減って、生産しないけどお金を持っている、でもお金を使わない高齢者が増えてきてしまったので、当然全体生産も消費も落ち込む。
だからまたそのうち景気がよくなるさ。ということは無いし、それの原因を分かっていない役人や企業経営者のミスリードで状況はどんどん悪くなる。
ということが様々なデータを用いて説明されています。
それについての解決策も提言されてますが、もちろんやるべきだと思うものが多い反面、これくらいの解決策しかないんだ。と思ってしまった。
今の状況とあいまって、読み終わってブルーな気分。
担当:内山 雄介