おかげさまで元気にやってます。
お恥ずかしいのですが、今年初めての更新です。
知人から、『生きてる?』との連絡をいただきましたが、本人いたって元気です。
ただ、1月に入って仕事が予想以上に忙しく、更新サボってしまいました・・・
多分今年も、更新頻度少ないと思いますが、よろしくお願いいたします。
それにしても世の中不景気ですね~
街を歩いていても景気の悪さを感じます。
月に一度、ある会社の会議に出席するために、事務所から20分ほど歩いて行くのですが、
その道中、12月には『ずいぶん飲食店が閉店したなあ・・・』
と感じました。
今月(1月)に同じ道を歩いて感じたのは、『コンビニが増えてる・・・』
ということです。今まで無かったコンビニが3店ぐらい出来てました。
不景気といいつつも、コンビニ業界は好況だそうで、セブンアンドアイHDは過去最高益! なんて話も出ているようです。
それに比べて、イオンは赤字転落
この差はコンビニ事業の貢献度の差が大きいそうです。
タスポ効果が大きい。といっても、所詮コンビニは定価販売です。
同じものを買うのならスーパーで買ったほうが安いはずです。
でも、この『安いものしか売れない』ご時勢に、定価販売のコンビニへの既存店来店客数は増えている。
本当にタスポ効果だけの問題で割り切っていいのか?ちょっと疑問に思いました。
次に考えてみたのは、客単価。
コンビニの客単価は600円前後
ちなみに食品スーパーの客単価は2000円前後
たとえば、ポテトチップをコンビニで買えば158円。スーパーで買えば118円。
その場合、スーパーは25%安い。
1.5リットルの清涼飲料水なら、コンビニで350円。スーパーなら198円とか・・・
45%安い!!
コンビニでよく売れるものが弁当やおにぎり、雑誌ということはさておき、コンビニで買うと600円は、スーパーだったら4~500円くらいで買えそうな感じです。
結局ユーザーは1回の買い物で差額100円~200円は便利さを考えれば目をつぶれる。ということなのでしょうか?
いま、コンビニ業界でもPB(プライベートブランド)などの低価格商品導入を検討しているようです。
僕はこのブログでも何度か言っていますが、目先の価格競争には反対の立場です。
価格競争はモノやサービス本来の価値を著しく崩すからです。
コンビニ業界は便利さが売りであれば、価格ではないところで勝負するべきだと思います。
また、これは他の業種でもいえることではないでしょうか?
ある程度の価格差は、それを補える利点があれば、このご時勢でも許容されるはずです。
こういう時期だからこそ、まずは、
①自社(自店)の商品(サービス)の売りをきちんとアピールできているか? ②ユーザーにとって便利で有用な商品(サービス)か?
をもう一度考えることが必要で、
その次に
③ユーザーが許容できる価格か?
ということを検討するべきではないでしょうか?
追記
先日ある人が言ってましたが、不景気の『気』は気持ちの『気』だそうです。
こういうときこそ、明るく元気に前向きにいきたいものですね。
担当:内山 雄介