いろいろと気になるな『あみやき亭』~飲酒運転問題
数日前にスピード決算でご紹介したあみやき亭ですが、
また記事に取り上げられていました。
あみやき亭は飲酒運転の社会問題化で、郊外型焼き鳥チェーン店「美濃路」を業態転換する。酒類の売上比率の高い「焼鳥店」から、釜飯を中心にした「家族向け鳥料理店」に変更する。
とのことです。
すいぶんと企業モラルの高い会社なのか?社長の経営観が鋭いのか?
ともあれ飲食業界と酒販業界にとっては今の飲酒運転の深刻化は死活問題でしょう。
地方に行くと街道沿いに駐車場のある飲み屋がいくらでもあります。交通手段が自家用車しかないところでは、それが当然のような感じもありました。
私も先日、国道沿いの車でしかいけないところにある寿司屋に家族で行ったのですが、ほとんどのお客さんがお酒を飲んでいました。家族で来て大人は全員飲んでいるので、シラフの人が運転して帰るって感じでもなかったし。(私は飲みませんよ。酒好きですが。どうしても飲みたいときは妻に運転してもらいますし。。。免許取ってから15年間無事故無違反です。)
これだけ社会問題化しているにもかかわらず、国民の問題意識はこんなものかと、少々残念に思いました。
飲酒運転をする・しないは当人の意識ですが、やはり飲酒運転を前提としたような店舗形態は倫理観が問われてくると思いますし、今後、特にファミレスなどの大手飲食チェーンなどは酒類の販売を自粛してくるかもしれません。
いままでは少なかったお店側に対する飲酒運転幇助罪の適用も増えてくるでしょう。
ただ、私は罰則で縛り上げること自体には少々疑問を感じます。
それよりも、公共交通機関(特にバスなど)の路線拡充や時間外運行を行政が助成したり、タクシーや運転代行の整備(飲食店との提携も含めて。)といった自家用車に依存しなくて済む環境づくりをして欲しいと思うのですが。
担当:内山 雄介