【注意】【注意】【注意】青色申告の承認申請
会社設立した皆さん、本当に気をつけてください!!
青色申告をするために必要な承認申請は、
①設立の日から3ヵ月後の応答日
②設立事業年度の期末日
いずれか早いほうの前日です。
もう、本当に注意してくださいね!!
(税務署に提出する書類一覧は、事務所のホームページをご覧ください。)
というのも、ここのところ立て続けに2件ヤバイことがありました。
1件目は電話問い合わせで、
『法人設立したので、税務署への設立書類をお願いしたいんですが、提出までやっていただけますか?』
とのこと。
『こっちで提出までしますよ~』
と気楽に答えてから話を聞くと、承認申請書の提出期限まで、土日をはさんで5日しかない。
ソッコーで書類(謄本など)を送ってもらい、土日をはさんで月曜日にお客さんのところにハンコをもらいに行って、その足で税務署に提出。ギリギリセーフ(ヨカッタ!!)
でも、多分僕の日当で経費倒れ
普通だったら郵送でやるので。
2件目は支部で紹介された法人成りのお客さん。
紹介の連絡をもらったときに、話を聞いたら、やはりギリギリな感じ・・・
そのまますぐにお客さんに電話して、挨拶もそこそこに、すぐにアポとって話を聞きに行きました。
お客さんから話を聞くと・・・・ギリギリアウト
話を聞いた時点で5日ほどアウト
お客さんは頭を抱えてしまい、
『どうにかなりませんか』
とおっしゃるのですが、コレばっかりはどうしようもない。
やんわりとどうにもならないことを伝えると、
『でも、たった5日ですよ。』
その気持ちはわかるのですが、たった1日でも過ぎたらだめなんですよ・・・
『税務署にお願いに行ってきます。』
ダメだと思うけど、それで気が済むのなら・・・
ということで、翌日電話があったのですが、結果はやっぱりダメ。
私が、
『承認申請書は受理しますが、今期は白色で申告して、来期から青色申告してくださいといわれませんでしたか?』
と聞いたら、
『そのとおり、そのまま言われました。』
とのこと。
結局結論として、せっかく法人を作ったのに、その法人では事業は行わないとのこと。(どんなだ?)
こちらとの顧問契約も白紙・・・
教訓として・・・設立してから、3ヶ月はすぐに経ちます。
税理士に払う顧問料がもったいないのかもしれませんが、
ギリギリになってアウトになるくらいでしたら、月数万の顧問料を払うほうが全然安上がりだと思います。
会社作ったらすぐに税理士探してください。
はじめにきちんとやっておかないと、ずるずるといってしまうことが多いです。
結果、
税理士にお願いしておいてヨカッタ。
と絶対になります。自信を持って言えます!!
ほとんどの税理士は、プロとして、お客様に顧問料で元の取れるだけの仕事と情報を提供するはずですよ。
担当:内山 雄介